どうも、ママ友さんを意識してメイクの練習をするメンマです。
現在、育休中で0歳の娘さんを育てながら細々とITパスポートの試験勉強をしております。
本シリーズでは社会人4年目、IT初心者の私が過去問を解く中で出てくる用語やシラバス改訂により追加された用語の内、
「この用語、意味分かりづら!」
「この問題、ちょっと待って!」
ってなるような用語や問題について試験に出るポイントを押さえながら、ゆる~く解説していきます。
ITパスポート
・勉強中だけど、箸休めしたい人
・問題を解いた後に、解説を飛ばしてしまう人
・具体的な試験内容を知りたい人
この記事を読むことで、「丸暗記が理解に変わる」ようになります。
今回のポイントは2つ!
・同じ分類の用語を表で比較する
・補足ポイントも一緒に覚える
この記事では、上記2つのポイントを皆さんの代わりにメンマがまとめました!
それでは今回は「プロジェクトマネジメント編」です。
リスクに対する対応策

4つの対応策
ITパスポートでは、プロジェクトを進めていく過程でリスクへの対応策を以下の4つに分けています。
対応策 | 内容 | 具体例 |
---|---|---|
回避 | リスクを取らない | リスクになりえる作業を外す |
転嫁 | リスクを他社へ移す | リスクになる作業を外部企業に委託する |
軽減 | リスクの発生確率や被害を小さくする | リスクの発生率が低い技術の採用 |
受容 | リスクを受け入れる | 何もしない |
実際にプロジェクトに参加したことがない、自分でも分かりやすいです。
ですが「回避」と「軽減」、ある勘違いをしている人はミスを犯しやすいので要注意です!
リスクを「回避」「軽減」の違いは?
「3のリスクを抱える中で、その内1つのリスクがなくなったら?」
これはリスクの「回避」、「軽減」、どちらにあたるでしょうか?
答えは「回避」です。
文章的にはリスクが3つから1つに「減った」、なのに「回避」になるのはどうしてでしょうか?
それはリスクの4つの対応策においては、1つのリスクに対してそれぞれ「回避」か「軽減」かを問われるからです。
リスクというと、前提として複数あると思いがちでしすし、実際に複数ある場合の方が多いでしょう。
しかし、問題ではあくまで1つのリスクついてしか聞かれないので、勝手なイメージでリスクを複数あると思い込まないようにしましょう!

PMBOK

ITパスポートに出てくる3つの書籍
ITパスポートでは業界で使用されている書籍に関する問題も出題されます。
主に出題される書籍は以下の3つになります。
共通フ レーム | PMBOK | ITIL | |
---|---|---|---|
内容 | ソフトウェア開発やその取引における作業項目を定義した本 | プロジェクトマネジメントの教科書 | ITサービスにおける最良の事例集 |
PMBOKは現在シラバスの対象外なので、PMBOKそのものが問題として出題されることはなさそうですが、その中身に記載されている「プロジェクト憲章」はしっかり押さえておきましょう!
プロジェクト憲章
プロジェクト憲章とは、プロジェクトを立ち上げる際にその背景や目的などが記載された文章のことです。
作成するのはスポンサーなどで、これをもとにプロジェクトリーダが任命されます。

試験では、プロジェクト憲章の内容について問われることが多いよ!
WBS

WBS
WBS: Work Breakdown Structure
プロジェクトを階層別に作業を細かく分割すること

WBSを作ることでプロジェクト全体の作業内容を把握し、スケジュールや見積もりを作りやすくします。
この時、作業をあまり細かくしてしまうと管理が面倒になってしまうので、一番下の層(ワークパッケージ)は8~80時間ぐらいで作業が終わる規模に設定します。
補助文書(WBS辞書)
WBSでは作業名だけが記載されているので、それぞれの内容や詳細を見ることはできません。
それを補完するのが補助文書、またはWBS辞書とも呼ばれます。
補助文書はWBSで定義された作業の内容と意味を明確にすることを目的としています。
まとめ
・リスクに対する4つの対応策
回避(リスクを避ける)
転嫁(リスクを他に移す)
軽減(リスクを減らす)
受容(リスクを受け入れる)
・PMBOK: プロジェクトの背景や目的が書かれたプロジェクト憲章が記載されている
・WBS: プロジェクトの作業を細かく分割したもの。作業内容や意味は補助文書(WBS辞書)で説明される。
いかがでしたでしょうか。
今回はそこまで複雑な内容は取り扱っていませんので、これを見て試験で一問でも多く正解できたらと思います!
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